インプラント

人工の植え込みの歯です



今までは耐久期間が比較的短い傾向にありましたが、技術と製品の向上により好い成果が出るようになって来ました。

外国の文献では8年以上機能している例が約90%あるとの事です。

インプラントの土台となる骨の量が少なくてはできないのはもちろんですが、糖尿病患者では骨を溶かす傾向にあり、土台に不安があります。糖尿病は遺伝的なものもあり、現在かかっていなくても将来は分かりません。

また患者さん本人がブラッシングを充分すぎるほど行わないと、天然歯以上に植え込んだあとで炎症が起こりやすく、歯周病と同じ症状が起こり、撤去しなければならなくなることもあります。医師任せでなく、自分を律する方でないと危険性はあります。

歯ぎしりの癖のある人もトラブルを起こしやすいし、歯石を定期的に除去してもらいに歯科医に通わない人はダメです。タバコもやめないと長持ちしません。

それとインプラント手術完了までに上の歯で6ヶ月、下の歯で3ヶ月は不自由をおかけすることになります。費用もかなり高額となりますので、いろいろな点を踏まえて、充分に主治医と御相談ください。  

 


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